FILTER関数を使えば、数式の確定と同時に複数列の条件を満たすデータを抽出できる。ただし、引数[配列]には1つのセル範囲しか選択できない。条件を満たす離れた複数列のデータを抽出するなら、1つ目のFILTER関数で条件抽出したデータをもとに、2つ目のFILTER関数で、抽出する列見出しが表の列見出しにあるかどうかを条件に抽出しましょう。
目的
必要な列・行数抽出
使用する関数
FILTER関数、COUNTIF関数
目次
例題1|
- データを求めるセル(A6セル)を選択し、「=FILTER(」と入力する。
- [配列]…もう1つのFILTER関数で「性別」がA3セルの「男」の条件でデータを抽出する数式を入力する。
- [含む]…COUNTIF関数で抽出するA5セル~B5セルの列見出しが表の列見出しにある個数を求める数式を入力する。
- [空の場合]…省略して、「Enter」キーで数式を確定する。
【数式】 =FILTER(FILTER(A9:D11,B9:B11=A3),COUNTIF(A5:B5,A8:D8))
使用するExcel関数
FILTER関数、COUNTIF関数
数式の解説
「COUNTIF(A5:B5,A8:D8)」の数式は、抽出する「氏名」「電話番号」が表の列見出しにある場合は「1」、無い場合は「0」を求める。FILTER関数の引数[含む]に組み合わせることで、「性別」が「男」の条件で抽出されたデータから、「氏名」「電話番号」だけが抽出される。
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応用1|
使用するExcel関数
FILTER関数、COUNTIF関数
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応
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