g702|ExcelでVLOOKUP関数を使用してデータを検索する方法

Excelには、特定の条件に基づいてデータを検索するためのさまざまな関数が用意されています。中でも、VLOOKUP関数は非常に便利です。このブログでは、VLOOKUP関数の使い方を具体的な例を用いて説明します。

目次

VLOOKUP関数(Excel 2010以降)

VLOOKUP関数は、指定したキーを垂直(列方向)に検索し、対応するセルの値を返します。

構文

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [範囲検索])
  • 検索値: 検索する値
  • 範囲: データが含まれる範囲
  • 列番号: 戻り値を取得する列番号
  • 範囲検索: (オプション)正確一致ならFALSE、近似一致ならTRUE

画像の例では、商品番号「D-101」に対応する商品名を検索するために、次の数式を使用しています:

=VLOOKUP(B2, D2:F5, 2, FALSE)

この数式は、セルB2に入力された商品番号を検索し、範囲D2:F7から商品名を返します。

詳細な説明

VLOOKUP関数は次のように構成されています:

  • 検索値: B2
  • 検索する商品番号が入力されているセルです。
  • 範囲: D2:F5
  • 商品番号、商品名、価格が含まれるセル範囲です。
  • 列番号: 2
  • 検索範囲内のどの列の値を返すかを指定します。この例では2列目の「商品名」を返します。
  • 範囲検索: FALSE
  • 正確な一致を指定しています。

サンプルデータ

以下に、VLOOKUP関数を使用したサンプルデータを提供します。このデータをExcel関数の練習に使用してください。

Excel形式データダウンロード

以下は、Excelデータですので、ダウンロードして練習などに使用してください。

Excel-g702-1.xlsx (ダウンロード)

表形式

列A列B列C列D列E列F
1検索値商品番号商品名価格
2D-101B-101和菓子300
3B-102洋菓子450
4検索結果D-101プリン600
5プリン=VLOOKUP(B2, D2:F5, 2, FALSE)D-102杏仁豆腐160
6

CSV形式

以下は、上記のデータをカンマ区切りで記載したものです。このデータをコピーしてExcelに貼り付けて使用してください。

"","検索値","","","商品番号","商品名","価格"
"","D-101","=VLOOKUP(B2,D2:F5,2,FALSE)","B-101","和菓子","300"
"","","","B-102","洋菓子","450"
"","","","D-101","プリン","600"
"","","","D-102","杏仁豆腐","160"

数式の追加

以下の数式をセルB3に入力して、VLOOKUP関数を実行します:

=VLOOKUP(B2, D2:F5, 2, FALSE)

この数式は、セルB2に入力された商品番号を検索し、範囲D2:F7から商品名を返します。

まとめ

ExcelでVLOOKUP関数を使用することで、特定の条件に基づいてデータを効率的に検索し、取得することができます。これにより、データの管理や分析がより効果的に行えるようになります。このブログを参考にして、Excelを最大限に活用してください。


このブログが役に立ちましたら幸いです。さらにサポートが必要なことや質問があれば、お知らせください。Happy Excel-ing!

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