Excel|XLOOKUPの複数条件によるデータ抽出 

401-01|Excel COUNT関数とCOUNTA関数の使い方|データの個数を数える

ExcelのCOUNT関数とCOUNTA関数は、データの個数を数えるための基本的な関数です。COUNT関数は数値データを、COUNTA関数は数値以外のデータも含むすべてのセルを数えます。この記事では、これらの関数の使い方とその活用方法について詳しく説明します。

目次

関数の説明

COUNT関数

COUNT関数は、指定した範囲内の数値データの個数を数える関数です。数値データのみを対象とし、空白セルや文字列は無視されます。

COUNTA関数

COUNTA関数は、指定した範囲内のすべてのデータ(数値、文字列、エラー値など)の個数を数える関数です。空白セルのみを無視します。

関数

COUNT関数

対応バージョン

Excel 2007以降

構文

=COUNT(value1, [value2], ...)

COUNTA関数

対応バージョン

Excel 2007以降

構文

=COUNTA(value1, [value2], ...)

引数

COUNT関数の引数

引数説明
value1数えるデータの範囲やセルを指定します。必須です。
[value2]追加で数えるデータの範囲やセルを指定します。省略可能です。

COUNTA関数の引数

引数説明
value1数えるデータの範囲やセルを指定します。必須です。
[value2]追加で数えるデータの範囲やセルを指定します。省略可能です。

関数作成のポイント

  • COUNT関数は、数値データのみを対象とするため、テキストやエラー値は数えません。
  • COUNTA関数は、数値データ以外も含めてすべてのデータを数えます。空白セルのみを無視します。
  • 複数の範囲を指定する場合、それぞれの範囲をカンマで区切って指定します。

関数活用のポイント

  • データ分析やレポート作成時に、数値データの個数を数えるためにCOUNT関数を使用します。
  • テキストデータや空白でないセルの個数を数えるためにCOUNTA関数を使用します。
  • 大量のデータセットでのセル数確認やデータの欠損確認に役立ちます。

使用例

サンプルデータ

ABCD
10203040
文字列1文字列250
100200エラー

サンプル式

COUNT関数

=COUNT(A1:D3)

この式は、範囲A1からD3の数値データの個数を数えます。結果は「6」となります。

COUNTA関数

=COUNTA(A1:D3)

この式は、範囲A1からD3のすべてのデータ(空白セル以外)の個数を数えます。結果は「9」となります。

サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。こちらからダウンロードしてください。

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まとめ

COUNT関数とCOUNTA関数は、データの個数を数えるための基本的なツールです。COUNT関数は数値データの個数を、COUNTA関数は数値以外のデータも含むすべてのセルを数えます。これらの関数を活用して、データ分析やレポート作成を効率的に行いましょう。

関連のある関数

関連関数

関数説明
COUNTIF特定の条件に一致するセルの個数を数えます。
COUNTBLANK範囲内の空白セルの個数を数えます。
COUNTIFS複数の条件に一致するセルの個数を数えます。
SUM数値の合計を計算します。
AVERAGE範囲内の数値の平均を計算します。

以上がExcelのCOUNT関数とCOUNTA関数に関する詳細な解説です。これらの関数を使用して、効率的にデータの個数を数え、データ分析を行いましょう。

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