s024｜複数の検索値に該当するデータの連続列を抽出する方法【CHOOSEROWS関数、XMATCH関数】｜Excel関数によるデータ抽出方法

複数列の表から、検索値に一致する行ごとに2列～4列など連続する列で抽出したいときは、CHOOSEROWS関数の引数［行番号］にXMATCH関数を組み合わせて数式を作成することで、数式確定と同時に一発で抽出できる。

例題１｜複数の検索値に該当するデータの連続列を抽出する方法

1. 求めたいセル（B3セル）を選択し、「=CHOOSEROWS(」と入力する。
2. ［配列］…抽出する表のセル範囲を選択する。
3. ［行番号1］…「XMATCH(」と入力する。
4. ［検索値］…「商品ID」のセル範囲を選択する。
5. ［検索範囲］…検索する「商品ID」のセル範囲を選択する。
6. ［一致モード］［検索モード］…省略して、「Enter」キーで数式を確定する。

【数式】=CHOOSEROWS(B7:C10,XMATCH(A3:A4,A7:A10))

数式の解説

「XMATCH(A3:A4,A7:A10)」の数式は、検索値「商品ID」（A3セル～A4セル）が、A7セル～A10セル「商品ID」の中でそれぞれ何番目にあるかを求める。CHOOSEROWS関数の引数［行番号1］に組み合わせて数式を作成することで、検索値「商品ID」と一致した行にある「種類」「単価」が抽出される。

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