FILTER関数の引数[含む]に複数の条件を指定するには、条件ごとに条件式の入力が必要になる。複数でも条件を範囲選択しただけで求めるなら、MATCH関数でそれぞれの条件の位置を求めて、その位置を条件にFILTER関数で抽出しましょう。
目的
複数条件抽出
使用する関数
FILTER関数、ISNUMBER関数、MATCH関数
目次
例題1|
- データを求めるセル(A7セル)を選択し、「=FILTER(」と入力する。
- [配列]…抽出する表のセル範囲を選択する。
- [含む]…ISNUMBER関数で「表の「伝票No」中に条件の「伝票No」がある位置はエラー値ではなく数値である場合」の条件式を入力する。
- [空の場合]…省略して、「Enter」キーで数式を確定する。
【数式】=FILTER(A12:E15,ISNUMBER(MATCH(A12:A15,A3:A5,0)))
使用するExcel関数
FILTER関数、ISNUMBER関数、MATCH関数
数式の解説
「ISNUMBER(MATCH(A12:A15,A3:A5,0))」の数式は、条件のA3セル~A4セルがA12セル~A15セルの「伝票No」にある場合に「TRUE」を返す。FILTER関数の引数[含む]に組み合わせることで、A3セル~A4セルの条件を満たすデータが抽出される。
Excelデータダウンロード
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Excel-sample1.xlsx
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