S044|シートごとのクロス表から検索値に該当するデータを抽出【VLOOKUP関数、INDIRECT関数、MATCH関数】|Excel関数によるデータ抽出方法

INDEX関数は複数のセル範囲を抽出範囲として指定できるが、別のシートにあるクロス表は指定できない。シートごとに作成したクロス表から検索抽出するなら、シート名を使い、行見出しを検索値として列見出しの位置をMATCH関数で求めて交差するデータを抽出しよう。

目的

複数クロス表検索抽出

使用する関数
目次

例題1|複数のクロス表から検索抽出する

  1. 「金額」を求めるセル(E3セル)を選択し、「=VLOOKUP(」と入力する。
  2. [検索値]…「区分」のセル(C3セル)を選択する。
  3. [範囲]…INDIRECT関数で「区分」に入力したシート名のセル範囲を間接的に参照する数式を入力する。
  4. [列番号]…MATCH関数で、「区分」のシート名の列見出しの何列目に「種別」があるかを求める数式を入力する。
  5. [検索方法]…完全一致なので「0」と入力して、「Enter」キーで数式を確定する。
  6. 数式を必要な分だけ複写する。

【数式】=VLOOKUP(C3,INDIRECT(B3&”!A3:C4″),MATCH(D3,INDIRECT(B3&”!A2:C2″),0),0)

使用するExcel関数

数式の解説

「=VLOOKUP(C3,INDIRECT(B3&“!A3:C4”),MATCH(D3,INDIRECT(B3&“!A2:C2”),0),0)」の数式は、C3セルの「大人」をB3セルの「平日」シートのA3セル~C4セルから検索し、一致した行にあるD3セルの「一般」がある2列目から「金額」を抽出する。

Excelデータダウンロード

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Excel-sample1.xlsx

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