S043|複数のクロス表から検索値に該当するデータを抽出【INDEX関数】|Excel関数によるデータ抽出方法

INDEX関数は複数のセル範囲を抽出範囲に指定することができる。つまり、クロス表が複数あっても、検索値に該当するデータを抽出できる。この場合、抽出するクロス表を番号で指定して抽出する。

目的

複数クロス表検索抽出

使用する関数
目次

例題1|複数のクロス表から検索抽出する

  1. 抽出する表の番号の列「分類」(B列)を作成しておく。
  2. 「金額」を求めるセル(E3セル)を選択し、「=INDEX(」と入力する。
  3. [参照]…抽出する2つの表のセル範囲を「Ctrl」キーで選択し、「F4」キーを1回押して[$]記号をつけ絶対参照にしてから、[()]で囲んで入力する。
  4. [行番号]…MATCH関数で検索値「区分」のセルが表の何行目にあるかを求める数式を入力する。
  5. [列番号]…MATCH関数で検索値「種別」のセルが表の何列目にあるかを求める数式を入力する。
  6. [領域番号]…「分類」のセルを選択したら、「Enter」キーで数式を確定する。
  7. 数式を必要な分だけ複写する。

【数式】=INDEX(($B$8:$C$9,$B$13:$C$14),MATCH(C3,$A$8:$A$9,0),MATCH(D3,$B$7:$C$7,0),B3)

使用するExcel関数

数式の解説

「INDEX関数の引数の[参照]に複数のセル範囲を指定した場合は、引数の[領域番号]には何番目のセル範囲を検索対象にするかを番号で指定する。1つ目のセル範囲なら「1」、2つ目のセル範囲なら「2」を指定すると、その番号のセル範囲から抽出される。

Excelデータダウンロード

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Excel-sample1.xlsx

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