検索対象のシートがわからなくても抽出したい場合は、VLOOKUP関数にINDIRECT+LOOKUP+COUNTIF関数を組み合わせて数式を作成しよう。
目的
各シートから検索抽出
使用する関数
目次
例題1|各シートから検索抽出する
- 抽出対象のシート名をすべて入力しておく。
- 「電話番号」を求めるセル(B3セル)を選択し、「=VLOOKUP(」と入力する。
- [検索値]…「ID検索」のセル(A3セル)を選択する。
- [範囲]…「INDIRECT(LOOKUP(1,0/COUNTIF(INDIRECT(A6:A7&”!A3:C4″),A3),A6:A7)&”!A3:C4″)」と入力する。
- [列番号]…抽出する列の番目「3」を入力する。
- [検索方法]…完全一致なので「0」と入力して、「Enter」キーで数式を確定する。
【数式】=VLOOKUP(A3,INDIRECT(LOOKUP(1,0/COUNTIF(INDIRECT(A6:A7&”!A3:C4″),A3),A6:A7)&”!A3:C4″),3,0)
使用するExcel関数
数式の解説
「INDIRECT(LOOKUP(1,0/COUNTIF(INDIRECT(A6:A7&“!A3:C4”),A3),A6:A7)&“!A3:C4”)」の数式は、A6セル~A7セルに入力したシート名にあるA3セル~C4セルの値を間接的に参照することができる。この数式をVLOOKUP関数の引数の[範囲]に組み合わせて数式を作成することで、A6セル~A7セルに入力したシート名の中から「会員ID」に該当する「電話番号」が抽出される。
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