438-01|データセット内の各値が平均値からどれだけずれているかを示す偏差の二乗和を計算する|Excel DEVSQ関数

ExcelのDEVSQ関数は、データセット内の各値が平均値からどれだけずれているかを示す偏差の二乗和を計算する関数です。統計分析やデータのばらつきを評価する際に役立ちます。この記事では、DEVSQ関数の使い方や活用方法について詳しく解説します。

目次

関数の説明

DEVSQ関数とは?

DEVSQ関数は、指定したデータセットの各値が平均値からどれだけずれているかを測定し、その偏差の二乗の合計を求めます。これは、データの分散や標準偏差を求める際の中間ステップとして利用されることが多い関数です。

関数

対応バージョン

  • Excel 2007以降

構文

=DEVSQ(number1, [number2], ...)

引数

引数説明
number1必須。偏差の二乗和を計算する最初の数値、セル参照、または範囲。
[number2]省略可能。追加の数値、セル参照、または範囲。最大254引数まで指定可能。

関数作成のポイント

  • DEVSQ関数は、データのばらつきの度合いを理解するために使用されます。
  • 分散や標準偏差の計算において、DEVSQ関数で得られた結果を利用することができます。

関数活用のポイント

  • 統計分析において、データの分散を評価する際にDEVSQ関数を活用できます。
  • 他の統計関数と組み合わせて、より深いデータ分析が可能です。

使用例

サンプルデータ

AB
データ
110
220
315
425
530

サンプル式

=DEVSQ(B2:B6)

この式は、B2からB6の範囲内のデータの偏差の二乗和を計算します。

(例題)サンプルデータダウンロード

サンプルデータをダウンロードすることができます。以下のリンクからダウンロードしてください。

【Excel】練習用サンプルデータ(例題)をダウンロード(無料)

まとめ

DEVSQ関数は、データのばらつきの度合いを示す偏差の二乗和を計算するための便利なツールです。統計分析やデータの分散評価において、その結果を活用することで、データの特性をより深く理解することができます。

関連のある関数

関数説明
VAR.S標本の分散を計算します。
STDEV.S標本の標準偏差を計算します。
AVERAGE指定されたデータの平均を計算します。
AVEDEVデータの平均からの偏差の絶対値の平均を計算します。

この記事では、DEVSQ関数の使い方とその活用方法について説明しました。この関数を使用して、データのばらつきを把握し、効果的なデータ分析を行ってください。

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