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10501|複数条件設定によりExcelのデータ検索をさらに進化させる使い方!XLOOKUP関数の完全ガイド【Excelサンプルデータ(例題)|無料ダウンロード】

XMATCH関数は、Excelでのデータ検索をより柔軟に行うための新しい関数です。このブログでは、XMATCH関数の使い方や活用方法について詳しく解説します。

目次

関数について

XMATCH関数は、Excelの新しいデータ検索関数の一つであり、検索値が範囲内で見つかった位置を返します。VLOOKUPやHLOOKUPよりも柔軟性があり、より高度な検索が可能です。

関数の説明

XMATCH関数は、指定された値が範囲内で見つかった位置を返します。この関数は、検索値が見つからなかった場合や、複数の一致がある場合にも対応しています。

対応バージョン

XMATCH関数は、Excel 365およびExcel 2019以降のバージョンで利用可能です。

構文

=XMATCH(❶検索値, ❷検索範囲, [❸一致モード], [❹検索モード])

引数

  引数   説明
❶検索値検索する値を指定します。
❷検索範囲検索する範囲を指定します。
❸一致モード省略可能な引数
0 :完全一致(デフォルト)
-1 :完全一致または次に小さい項目
1 :完全一致または次に大きい項目
2 :ワイルドカード文字との一致
❹検索モード省略可能な引数
1 :先頭から末尾へ検索(デフォルト)
-1 :末尾から先頭へ検索
2 :バイナリ検索(昇順で並び替え)
-2 :バイナリ検索(降順で並び替え

関数作成のポイント

  • 検索範囲は、昇順または降順に整列されている必要があります。
  • 一致の種類と検索の種類を指定することで、検索の方法を柔軟に設定できます。

関数活用のポイント

  • XMATCH関数を使えば、複雑な検索条件にも対応できます。
  • 一致の種類や検索の種類を変更することで、検索の精度を調整できます。

使用例

サンプルデータ

↓行番号 / 列名→AB
1110
2220
3330

サンプル式

=XMATCH(2, A1:A3, 0, 1)

❶検索値  :2 ・・・・数値「2」を検索
❷検索範囲 :A1:A3
❸一致モード:0 ・・・・完全一致
❹検索モード:1 ・・・・先頭から末尾へ検索

  • 結果: 2
  • 説明: 検索範囲(A列)で値2が見つかった位置(2番目の行)を返します。

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関連のある関数

関数説明
VLOOKUP垂直方向にデータを検索します。
HLOOKUP水平方向にデータを検索します。
LOOKUP指定した値を検索範囲内で検索します。

まとめ

XMATCH関数は、Excelでのデータ検索をさらに進化させるための強力なツールです。このブログを参考にして、様々な検索シナリオでの活用方法を学んでみましょう。

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