MATCH関数は、エクセルでのデータ検索を効率的に行うための便利な機能です。このブログでは、MATCH関数の基本的な使い方や応用方法について詳しく解説します。
目次
関数について
MATCH関数は、指定された値が範囲内でどこに位置するかを返す関数です。検索値の位置や、一致の種類を特定するのに役立ちます。
関数の説明
MATCH関数は、指定された値が範囲内で最初に見つかった位置を返します。この関数は、垂直方向や水平方向のデータ検索に利用され、検索範囲が昇順または降順に整列されている必要があります。
対応バージョン
MATCH関数は、Excelの古いバージョンから最新のバージョンまで、すべてのバージョンで利用可能です。
構文
=MATCH(❶検索値, ❷検索範囲, [❸一致の種類])
引数
引数 | 説明 |
---|---|
❶検索値 | 検索する値を指定します。 |
❷検索範囲 | 検索する範囲を指定します。 |
❸一致の種類 | 省略可能な引数 0 :(完全一致) 検査値と検索範囲の値が完全に一致する場合にのみ、その値の番地を返します。 1 :(大小文字を区別しない部分一致) 検査値と検索範囲の値が部分的に一致し、かつ大文字と小文字を区別しない場合にのみ、その値の番地を返します。-1 :(大小文字を区別する部分一致) 検査値と検索範囲の値が部分的に一致する場合にのみ、その値の番地を返します。大文字と小文字は区別します。 |
関数作成のポイント
- 検索範囲は、昇順または降順に整列されている必要があります。
- 一致の種類を指定することで、完全一致や部分一致の検索を行うことができます。
関数活用のポイント
- MATCH関数を使えば、検索値が範囲内でどこに位置するかを素早く特定できます。
- 一致の種類を変更することで、検索の条件を柔軟に設定できます。
使用例
サンプルデータ
↓行番号 / 列名→ | A | B |
---|---|---|
1 | 1 | 10 |
2 | 2 | 20 |
3 | 3 | 30 |
サンプル式
=MATCH(2, A1:A3, 0)
❶検索値 : 2
・・・・数値「2」を検索
❷検索範囲 :A1:A3
・・・・
❸一致の種類: 0
・・・・完全一致
- 結果:
2
- 説明: 検索範囲(A列)で値「2」が最初に見つかった位置(2番目の行)「2」を返します。
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↓もう少し詳しい説明
関連のある関数
関数 | 説明 |
---|---|
VLOOKUP | 垂直方向にデータを検索します。 |
HLOOKUP | 水平方向にデータを検索します。 |
LOOKUP | 指定した値を検索範囲内で検索します。 |
まとめ
MATCH関数は、エクセルでのデータ検索を効率的に行うための重要な関数です。このブログを参考にして、様々な検索シナリオでの活用方法を学んでみましょう。
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