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【Excel_VBA】設定した範囲と共通する部分を選択する(144)

【Excel VBA】サンプルファイル(.xlsm)《ダウンロード》

  1. Applicationオブジェクト(省略可能)のIntersectメソッドを使用することで、あらかじめ設定したセル範囲と、指定したセル範囲の共通部分を選択することができます。
  2. このメソッドに、引数として複数のRangeオブジェクトを指定すると、それらすべてのセル範囲の共通部分をRangeオブジェクトとして取得できます。
目次

【Excel VBA】サンプルコード

サンプルコード

Sub vba144()
    Intersect(Range("B5:C7"), Selection).Select
End Sub

解説

  1. Applicationオブジェクト(省略可能)のIntersectメソッドを使用することで、あらかじめ設定したセル範囲と、指定したセル範囲の共通部分を選択することができます。
  2. このメソッドに、引数として複数のRangeオブジェクトを指定すると、それらすべてのセル範囲の共通部分をRangeオブジェクトとして取得できます。
 プラスワン 

【共通部分がない場合】

  • Intersectメソッドの引数で指定したセル範囲に共通部分がない場合、戻り値としてRangeオブジェクトは返されません。
  • この結果に対してSelectメソッドを実行すると、エラーが発生します。
  • エラーを回避するためには、Intersectメソッドの戻り値を一度オブジェクト変数にセットし、「Nothing」でないかを確認してからSelectメソッドを実行する必要があります。

【Excel VBA】実行例

ステップ 1 ・・ 次 へ

ステップ 2 ・・  戻 る  次 へ

【Excel VBA】サンプルファイル(.xlsm)《ダウンロード》

Excel_VBA_144.xlsm【ダウンロード】

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